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お客様が求めるもの
それは「デザイン満足」
「ビューティビジネスを通じて、人に、街に、そして社会に貢献したい」
そんな信念のもと、斬新かつハイクオリティなデザインで、九州はもとより全国にその名前を響かせる、熊本を代表するサロン・NIFTY-------。昨年12月には月間売上げが過去最高を記録するなど、その勢いはデザイン力にとどまらない。
名実ともに九州の中央に位置する地方中心都市・熊本市。そんな熊本の地にNIFTYがオープンしたのは今から14年前。東京のMINXで店長を勤めた西浦榮一さんが、円満退社後に帰郷した翌年のことである。
「地元で店を持とうと考えたものの、どの場所に出すのか、スタッフを何名雇うのか、ほとんど決定事項はなかったですね」(西浦さん)
そんな計画段階中の西浦さんのもとに、突然舞い込んできたヘアショーの依頼。東京時代の活躍が買われてのことだ。店もない、スタッフも決まってない西浦さんだったが、二つ返事で引き受ける。
「東京でやっていたことだから、大変だとは思わなかったですね。で、けっこううまくいったんです。ある程度"できる"と思ったら思い切ってやったほうが実力以上に頑張れたりするんだなって、そのとき感じました」(西浦さん)
こうしてヘアショーを皮切りにスタートしたNIFTYだが、このとき感じた想いが今ではNIFTYの教育システムの要となっている。
「うちではスタイリストデビューが2.3年と比較的早い。また、まだ役職に就くには未熟だと、まわりも本人も自覚しているうちからどんどん肩書を与えるようにしています。ある程度のレベルで任せたほうが一生懸命になって取り組むじゃないですか。伸びるためにはそれくらいでちょうどいいと思うんです」(西浦さん)
JHA7年連続ノミネート-----。
西浦さんの「プラス思考型・追い込み教育」によって一人前の美容師へと成長したスタッフたちは、撮影もこなせる"ヘアデザイナー"としてその才能を開花していく。
美容師からクリエーターへ。そうした意識をより助長させるために西浦さんがまず目をつけたのが"作品撮り"だった。地方誌などに掲載する自店の広告撮影にスタッフを積極的に参加させ、機会を与える。これもまた、ある程度上達したレベルのスタッフにどんどんチャンスを与える「プラス思考型・追い込み教育」の一環であった。
「『このレベルで広告を任せていいのか』という厳しい意見も内部からはありました。しかし、僕としてはそういう環境をつくることのほうを重要視すべきだと考えていました。その意識だけは揺るがなかったですね」(西浦さん)
作品撮りをする意義。それはデザイン力の向上に他ならない。ひいてはデザイン満足こそがお客様の求めるものであることを、西浦さんは疑わなかった。「作品撮りを先行投資のつもりではじめた」という西浦さんの言葉がそれを裏づける。
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